1963-02-08 第43回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
なお、以上の税制整理二法律は、本年四月一日から施行することとしております。 次に、日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案につきまして、御説明申し上げます。
なお、以上の税制整理二法律は、本年四月一日から施行することとしております。 次に、日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案につきまして、御説明申し上げます。
御承知のように今減税の問題は党側にも要望がありますし、いわゆる税制整理との関連におきまして具体的に検討されつつある、かように私は了承しておりますので、皆様方の御要望も、これは一致しておるだろうと思いますので、通産省としては一そうかねての主張をあらゆる機会に十分徹底するように努力して参るつもりでございます。
また、今回の所得税の軽減に当りまして、扶養控除については特に考えができているが、基本控除といいますか、その方はあまり考えなかったのじゃないかと、こういうような御指摘でございますが、過去の所得税の税制整理に当りまして基礎控除の点について特に力をいたしておりますので、今回の改正に当りましては、扶養控除を加味して、そしてやはり家族構成の面からも一つ工夫すべきではないかということで、かような措置をとったのでございます
政府がよく税制整理をするというこれも空文句でなしに考えなければならないと思っております。 それから地方債の問題につきましては、何としてもこれは問題は利子の補給という点が一番大きいと思うのでございます。
○太田国務大臣 地方の事務と国の事務の分界点か問題になると思いますが、私自身まだその点について深く考えておりませんけれども、その点をきめてかかって同時に地方と国の税源を系統を立てて、負担の公平も見、また独立財源としてどういうものを持っていったらいいかということをも考えて、財源を分けて行くのが大きな課題であり、政府の税制整理の問題であろうと存じ上げます。
○小笠原国務大臣 最初の入場税の方は、御承知のごとくに、中央と地方との税制整理の調整という考え方から生れ出ておりまして、しかもこれは、地方制度調査会とか、あるいは税制調査会等の答申にもそれが織り込まれておる。
而も、その財源が極めて貧弱であることは、今回の税制整理によつて多少の増加を来たしたとは申しまするものの、全くこれのみを以てしてはいわゆる焼石に水に過ぎないのであつて、全くこの行詰りの状態は砂上の楼閣にも等しきものであつて、徒らに高層建築をいたしましても、中身は全く貧弱そのものであつて、容器は準備ができましたが、受入れるものは何もないという情勢が今日の事情であると率直に認めなければならんのであります。
次に根本的な問題として、この調整作用が今度の財政計画及び税制整理によつて非常に弱くなつているんじやないかという疑いがあります。
これはまつたく農民を欺瞞するもはなはだしい政府の税制整理でございまして、われわれこの点に対して、たびたび委員会で税制問題について討議をし、政府に申入れをいたして参りました者としては、何としても納得できないのであります。この点に対して、一体国務大臣はどう考えておられますか、まずこの点から伺いたいと思います。
○政府委員(荻田保君) 自転車税は常に税制整理のときに廃止した万がいいのじやないかという議論も出るのでございますが、殊に町村などの実情におきましては、やはり、自転車を持つておるというのは一種の普通の人以上のものであるというような観念もありまして、むしろ取つた方がいい、却つて負担の公平を期するというような趣旨でずつと残しておるのであります。
今回税制整理で取引高税は廃止になりまして、その方で人間が大分出て参りますのと、その他各税につきまして大分簡素化をやつておりますので、その方面から相当人間をさきまして、その方面に充てることができると考えておるのでございます。
今回の改正案は、すでにシヤウプ博士がおいでになつて、中央地方を通じての一貫した税制整理に着手せんとしつつあるときにおいて、かような不十分な案を提出され、しかも憲法の精神にも牴触するがごとき改正案を出されたことにつきましては、私どもは絶対に承服しがたいところでありまして、本案の修正点を除く他の原案に対しまして、日本社会党は反対の意思を明らかにしておく次第であります。
ただ、今まで伺つたところでは、税制整理をやると、國民の負担がただちに軽くなるような見解は、私はいたずらに國民に安易感を與える。國民の負担は安易に軽くならぬ。(発言する者あり)この点がはつきりわかつておるのであります。なおまた池田藏相はデイスインフレーシヨンであると一言われた。私は安心した。そうなければならぬはずである。
而してその租税収入の各目について伺いましたときに、大藏大臣は前置きをして、まだ税制整理委員会等の意見において確定はしておりませんけれども、先ずその主任等が寄つて相談した結果は、どういうふうになつておるかということの大綱だけはありますから、御参考にならんかも知れんけれども、それをお知らせすることは差支ないということで、主税局長でなしに河野政府委員からその大体を伺つた。
のみならずやれ税制整理等の問題については、こんな案を作られては困ると言つて経済團体で意思を表示をされる、こういう場合にも適用があるというようなふうに私承つておるわけであります。余り度過ぎてもお困りだろうし、或る程度には適用を受けてもお困りでない場合もあろうし、全体を通じて必要である場合もあります。
財政の面からいきますと、目下地方財政調整委員会が設置されまして、この一年間に地方の税制整理について相当の成績をあげんとしておる。こういう点から考えましでもやはり市制促進という問題に相当関連があると考えております。そこで私は希望いたしまするが、きわめて速やかな期間において、今示されましたような條例を具体化されまして、そうしてこういつた問題を具体的に審議する機会を與えられんことを希望いたしておきます。
從つてこの場合に、地方自治體の税制整理の點について充分御考慮願いたいということと、さらに今言いましたような關係で、非常にこの經費が膨張いたしますから、相當の國庫補助についてのお考えはないか。こういうことをお尋ねしたい。
○川橋委員 補助の點についてはただいまお話の通りでありますが、ただこの法律が實施された場合においては、ただちに相當の經費が要るのでありますから、しかも早急に施行する必要があるようでありますから、少くとも年度替り、すなわち四月一日ころから、この改正による税制が施行されるよう、來るべき第二國會の開會の劈頭において、そういつたような税制整理の點について、特に御考慮を願いたいことを希望いたしまして、質問を打切
このような希望以外に、さらに二、三の點を附け加えますと、今日におきましてはあるいは税制整理以後、大體におきまして地方税と國税との間に截然たる一つの税體系ができ上つているはずでありますけれども、實際におきましては、地方税と國税との間の税作用の調和、税作用のアジヤストという點については、ほとんど考えられていないと私は思う。
そういう時期にあたりまして、市町村農業會竝びに市街地信用組合が、單なる税制整理の上から免税團體を整理するということで、言葉を換えて申しますならば、適當でないというので御整理なさるというそのお心持を、はなはだ恐縮でありますが、重ねてお尋ね申し上げたいと思います。